【ノルウェー】オーロラが見られる確率は?トロムソでの体験談

オーロラ

「迫力のあるオーロラを見てみたい!」──そんな思いを胸に向かったのは、ノルウェー北部の街・トロムソ。

でも実際のところ、どれくらいの確率でオーロラが見られるの?
…というのは、やっぱり気になるところ。

この記事では、トロムソでの実体験をもとに、オーロラの出現率や見えやすいタイミングなど、リアルな情報をお届けします。

実際に見えた回数や条件もくわしく紹介するので、旅の参考にしてみてくださいね。

トロムソってどんな街?

トロムソは、北極圏の中でもとくに美しい街として知られ、“北のパリ”と称されるほど。

コンパクトな中心街にはカフェやレストラン、博物館などの観光スポットが集まり、カラフルな街並みが北欧らしい雰囲気です。

特に冬は、オーロラを目当てに世界中から観光客が集まり、街が一年で最もにぎわうシーズン。

オーロラだけでなく、犬ぞりやフィヨルドクルーズ、ホエールウォッチングなど、北極圏の自然をたっぷり楽しめるのもトロムソの魅力です。

どこにある?

トロムソ(Tromsø)は、ノルウェー北部の海沿いにある都市で、北極圏に位置しています。
オスロなどの都市から空路でアクセスしやすく、オーロラ観光の拠点としても人気です。

町の中心はトロムソイヤ(Tromsøya)という島にあり、空港やホテル、観光スポットがぎゅっとコンパクトにまとまっています。
そのため、滞在中の移動もスムーズ。短期の旅行でも効率よく楽しめます。

少し足をのばすだけで、オーロラ観賞に適した暗く開けた場所にもアクセスしやすいのが特徴です。


行き方

日本からのアクセス

残念ながら、日本とトロムソを結ぶ直行便はありません

そのため、以下のようなヨーロッパの都市を経由するのが一般的なルートです。

  • ヘルシンキ(フィンランド)
  • コペンハーゲン(デンマーク)

このほか、ヨーロッパ内からはトロムソ行きの直行便が多く運航されています。

通年運航の都市(一例)

  • ストックホルム(スウェーデン)
  • フランクフルト(ドイツ)
  • グダニスク(ポーランド)

冬のオーロラシーズンにはトロムソとヨーロッパの主要都市を結ぶ特別便が増え、さらに選択肢が広がります。

冬季に増便される都市(一例)

  • ロンドン(イギリス)
  • アムステルダム(オランダ)
  • ベルリン、ハンブルグ、デュッセルドルフ(ドイツ)
  • チューリッヒ(スイス)
  • ウィーン(オーストリア)
  • パリ(フランス)
  • ミラノ(イタリア) など

ノルウェー国内からのアクセス

ノルウェーの首都・オスロ(OSL)からは、トロムソ(TOS)まで直行便で約2時間

以下の2社が、毎日複数便を運航しています。

  • ✈ スカンジナビア航空(Scandinavian Airlines)
  • ✈ ノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle)

スカンジナビア航空は、日本語でのオンライン予約や空港のセルフチェックインも対応していて安心です!


オーロラの時期はいつ?

トロムソのオーロラシーズンは、9月中旬~4月上旬ごろまで

一方、5月中旬〜7月下旬は「白夜」の季節。
太陽が一日中沈まないため空が暗くならず、オーロラは見られません。

また、11月下旬〜1月中旬は太陽がまったく昇らない「極夜」にあたります。

暗い時間が長いほどオーロラに出会えるチャンスが増えるので、観測に最適なのは10月〜3月中旬

特に2月〜3月は昼間の観光とオーロラ鑑賞の両方が楽しめるベストシーズンで、観光客も多く訪れる人気の時期です。


何時ごろに見えるの?

オーロラは太陽から放出されるエネルギーによって発生します。そのため、はっきりとした“出現時刻”は予測できません。

空が十分に暗ければ、どの時間帯でも出現する可能性があります。

とはいえ、トロムソでオーロラが見られやすい時間帯としては、18:00〜02:00頃が目安。

実際、多くのオーロラツアーは18:00〜19:00スタートに設定されています。

ちなみに、ノルウェーでは3月末〜10月末がサマータイム期間

この時期は日没が1時間遅くなるため、ツアー開始が20:00以降になる場合もあります。


実際の出現確率って?

「オーロラはどれくらいの確率で見られるの?」──これは多くの人が気になるポイントですよね。

ネットで「オーロラ出現確率」を検索すると…

  • 「30%」
  • 「3日に1回」
  • 「週に2〜3回」

…など、いろんな説が出てきますが、いずれも情報源があいまいで、あくまで“うわさレベル”の話が多い印象です。

私は現在オーロラが見える地域に住んでいますが、「何%の確率で見られるか?」という質問には正直答えられません。

数週間まったく見えないこともあれば、1週間ずっと毎晩出ていることもあります。

結局のところ、オーロラを観測するには:

  • 空が暗い(光害が少ない)
  • 天気が良い(雲が少ない)
  • 太陽活動が活発

という、最低でもこの3つの条件が揃う必要があります。

オーロラの出現確率はあくまで“目安”と考えて、気楽に構えておくのがおすすめです。

トロムソでのオーロラ体験談

別荘の上空に舞うオーロラ

滞在期間と滞在場所

今回の旅では、11月上旬にトロムソ郊外の「Hytte(ヒュッテ)」を借りて、5日間滞在しました。

Hytteとは北欧で一般的な別荘や山小屋のことで、AirbnbBooking.comなどから短期で気軽に借りることができます。

静かな郊外にあるHytteは、街明かりの影響を受けにくく、オーロラ鑑賞にもぴったりのロケーションでした。

なお、ホテルの部屋やテラスからオーロラを楽しめる宿もたくさんあります。
トロムソでオーロラが見えるおすすめホテル特集はこちら


鑑賞スタイル

トロムソでのオーロラ鑑賞といえば、市内発着のガイド付きツアーが主流です。

ツアーのタイプはさまざまで、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。

  • バスでオーロラを追いかけるハンティングツアー
  • あらかじめ鑑賞場所が決まっているツアー
  • 海上から空を眺めるクルーズツアー
  • 犬ぞりやスノーモービルなどとセットになったアクティビティ型ツアー

こうした現地のオーロラツアーを探すなら「GetYourGuide」がおすすめ!

サイトは日本語対応で、希望の日付やテーマに合わせてツアーを比較・予約できるのが魅力です。

体験談や口コミも豊富なので、初めてでも安心して選べますよ。

トロムソ発のおすすめオーロラツアーは、こちらで詳しく紹介しています。
トロムソ発オーロラツアーの選び方|予約前に知っておきたい8つのポイント

特に2月〜3月のピークシーズンは人気ツアーが早めに埋まってしまうので、気になるツアーがあれば早めの予約がベスト◎

ちなみに私は普段から“自力オーロラハンティング派”です。

今回もツアーには参加せず、郊外のHytte(ヒュッテ)に滞在しながら観測に挑戦しました。

オーロラ予報をチェックしつつ、星が見えるような暗い空があれば、自力でもオーロラと出会える可能性は大いにあります。

今回は移動用にレンタカーも借りましたが、なんと宿泊先の敷地からそのまま鑑賞できるラッキーな展開に!


実際にオーロラが見えた確率は?

さて、気になる“出会えた確率”はというと──
5日間の滞在で、2日間オーロラを見ることができました

つまり、遭遇率は40%!

ネット上でよく目にする
・トロムソのオーロラ遭遇率は約30%
・週に2〜3回見られることもある
といった話とも、だいたい一致する結果になりました。

もちろん、天候や太陽活動など自然の条件次第なので「必ず見られる」とは限りません

それでも今回の経験を通して、トロムソは“オーロラと出会える可能性が高い場所”だと改めて実感しました!


各日の結果レポート

空一面に広がるオーロラ

5日間の滞在中、毎晩空を見上げてはドキドキ…。その日の天気やオーロラの出現状況を、日ごとに振り返ってみます。

1日目|オーロラ ✖
天気:本曇り

夜18:00ごろに宿泊先へ到着。
しかし、空は分厚い雲に覆われていて、星もまったく見えず…。
こまめに空をチェックするも好転の気配はなく、23:00に断念して就寝。

2日目|オーロラ  
天気:晴れのち曇り

19:00ごろ、ふと空を見上げると…オーロラが出現
薄く見え始めたと思ったら、空全体に広がる“オーロラ爆発”に。
出たり消えたりを繰り返しながら、約1時間半にわたって幻想的な光景を見せてくれました。
その後は急速に雲が広がり、観測終了。

3日目|オーロラ
天気:曇りのち雪

日中からずっと曇りで、ときどき雪も…。
「今日は無理かな~」と思っていた21:00ごろ、雲の切れ間からオーロラが現れました
強い光を放つオーロラで、雲越しでも動きがよくわかるほど。
雪がちらつく中での幻想的な体験となりました。

天気が悪くても、諦めるのはまだ早いかも。

雲の厚さやオーロラの強さによっては、十分チャンスがあります!

4日目|オーロラ ✖
天気:雪

この日は朝から一日中雪が降り続け、空の回復も見込めず。
周辺エリアの天気も確認しましたが、全体的に似たような状況だったため、移動も断念。
静かに過ごす一日となりました。

トロムソ周辺の天気チェックに便利なサイト:

  • Yr(ノルウェーの定番天気予報)
  • Windy(雲量マップが見られる)
  • VENTUSKY(雲量マップが見られる)

5日目|オーロラ ✖
天気:快晴

滞在最終日は朝から快晴。空は澄み渡り、オーロラへの期待も高まります。
予報ではKp指数が「6+」という好条件。

Kp指数とは?
Kp指数は、太陽風の影響で生じる地磁気の乱れ(=オーロラの強さ)を表す指標。

範囲は0~9まであり、値が大きいほど地磁気の乱れが大きく(オーロラが強く)なります。

Kp 0~2 … 静か(オーロラ弱)
Kp 3 … 不安定
Kp 4 … 活発
Kp 5~6 … 小中程度の磁気嵐
Kp 7~9 … 強い磁気嵐(オーロラ強)

暗くなり始める18:00ごろから、空を観察しながら待機していました。
しかし、いつまでたってもリアルタイムのKp値は「1」のまま…。
待てどもオーロラは姿を見せず、24時を過ぎて観測終了。

「空の暗さ」と「天気」がそろっていても、太陽活動が穏やかであればオーロラは出現しません。
あらためて、自然のタイミングに左右される現象なのだと実感しました。

やはりオーロラは気まぐれな現象

💡おまけ|ライブカメラでチェック!

「今、オーロラ出てるかな?」そんなときに便利なのがライブカメラ。
トロムソ周辺の状況がリアルタイムで見られます。

ライブカメラでトロムソの空をチェック:

まとめ

今回のトロムソ滞在は5日間。そのうち2日間、しっかりオーロラを見ることができました。

郊外の宿泊先から自力で観測しましたが、もし現地ツアーに参加していれば、もっとチャンスがあったかもしれません。

というのも、ツアーは天候に応じて天気の良いエリアまで移動してくれるので、トロムソ周辺に雲が出ていても有利なんです。

なかには6〜7時間かけて観測ポイントを探し、場合によっては国境を越えてフィンランドまで足を伸ばすこともあります。

今回はレンタカー借りて移動の自由はあったものの、夜道の運転はなかなか大変…。

街灯のない真っ暗な雪道は視界が悪く、積雪で道幅も狭くなっていて、駐車場所を見つけるのもひと苦労でした。

雪道の運転に慣れていない方は、無理せず現地ツアーを利用するのが安心です。

次回は、トロムソの街中からどのくらいオーロラが見えるのかも、ぜひ試してみたいと思っています!

╲24時間前までキャンセル無料で安心!╱