【2026年版】現地で本当に使える!オーロラ予報サイト&確認先5選

オーロラ
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

オーロラをできるだけ確実に見たいなら、まず頼りになるのがオーロラ予報サイトです。

最近は、オーロラの強さ(太陽活動)・発生エリアの短期予測・雲の動き・ライブ映像まで、無料で確認できる便利なサイトが数多く登場しています。

ノルウェー北極圏に暮らし、これまで何度もオーロラを見てきた筆者が、現地で本当に使われている定番実用の5サイトを厳選しました。

さらに、これらをどの順番で見れば今夜、見に行くべきかを最短で判断できるかも、実際のチェック手順としてまとめています。

旅行先がトロムソ / ロヴァニエミ / イエローナイフなどでも、チェックの考え方は同じ。

自力でオーロラ観賞にチャレンジしたい方も、ツアーに参加するか迷っている方も、まずはこの記事で「今夜チャンスがあるか?」を確認してみてください。

  1. はじめに|今夜のオーロラ予報はこの順でチェック
  2. 【行き先別】オーロラ予報の優先順位|トロムソ・ロヴァニエミ・イエローナイフ
    1. トロムソのオーロラ予報:まず Windy(雲量)を優先
    2. ロヴァニエミのオーロラ予報:AURORA(30分予報)→ 雲の順で
    3. イエローナイフのオーロラ予報:SpaceWeatherLive(今夜の期待値)で判断
  3. オーロラの強さ(Kp指数)をチェック|SpaceWeatherLive
    1. Kp指数(現在)|今夜の期待値を見る
    2. Kp指数(3日間の予報)|当たり日を探す
    3. 今日の確率(Probability forecast)|今夜チャンスがあるか
  4. オーロラ発生エリアの短期予測を見る|AURORA(30分予報)
    1. オーロラオーバルってなに?
    2. まずはここだけ見ればOK(見るポイント3つ)
  5. リアルタイムの空を確認|オーロラ・ライブカメラ(Webカメラ)一覧
  6. 広域天気と雲量マップをチェック|Windy
    1. Windyの見方|まずはここだけ
    2. 雲量の判断基準|下層雲が最重要
  7. 現地の目撃情報で最終判断|Facebookグループ活用法
  8. 上級編|オーロラ予報は太陽風もチェックするべき?
    1. なぜ不要?|オーバル(30分予測)に太陽風の要素が反映されている
    2. それでも見るメリットは?|迷う夜に“この先の気配”がつかめる
    3. 見るならここだけ|Bzの見方(マイナスが続くとチャンス)
  9. オーロラ予報はアプリも併用|通知でチャンスを拾う
  10. まとめ|現地で使えるオーロラ予報の5ステップ

はじめに|今夜のオーロラ予報はこの順でチェック

オーロラは「運次第」と言われますが、実際は準備と情報次第でチャンスを広げられる現象です。

現地では、太陽活動・短期予測・雲量・ライブ映像などを組み合わせて「今夜行くか」を判断します。

30秒でわかる今夜のチェック順
※サイト名をクリックすると、該当の解説パートへ飛べます。

目的に合わせて、見る順番は2パターンあります。

① 今すぐ決めたい外に出る?

  1. Windy(雲量):見える空かどうか
  2. ライブカメラ:今オーロラが出ているか
  3. AURORA(30分予測):直近で活発になりそうなエリアは?
  4. SpaceWeatherLive :今夜の太陽活動レベルは?
  5. Facebook:現地の目撃情報で最終確認

② 期待度から見たいそもそも太陽活動がある?

  1. SpaceWeatherLive:今夜の太陽活動レベルは?
  2. AURORA(30分予測):直近で活発になりそうなエリアは?
  3. ライブカメラ:今オーロラが出ているか
  4. Windy(雲量):見える空かどうか
  5. Facebook:現地の目撃情報で最終確認

私は北極圏在住でオーロラを見る機会が多いので、普段は②の順番でチェックしています。

旅行で短期滞在なら、パターン①のWindyから見るのがおすすめです。
雲が多い夜は、太陽活動が活発でも見えにくいので、先に確認しておくと判断が早くなります。

このあと、行き先別に「何を最優先で見るべきか」を簡単に紹介します。

【行き先別】オーロラ予報の優先順位|トロムソ・ロヴァニエミ・イエローナイフ

同じサイトを見ていても、「何をいちばん根拠にするか優先順位)」は行き先で少し変わります
というのも、街の明かり・周辺の地形・天気の傾向・緯度の違いで、「今夜行くべきか」の判断材料が変わりやすいからです。

ここでは、人気の観賞地 トロムソ / ロヴァニエミ / イエローナイフについて、私なら「まず何を重視するか」を2つずつに絞ってまとめます。

(※見る順番は先ほど紹介した2パターンのまま。迷ったときの“優先順位”として使ってください)

トロムソのオーロラ予報:まず Windy(雲量)を優先

結論:トロムソは“オーロラが見える空かどうか”=雲チェックが最優先

トロムソ周辺では、太陽活動が良くても雲で見えないパターンが起きやすいので、
「オーロラが強いか?」より先に晴れ間があるかを押さえると判断が早くなります。

  • 重視①Windy(雲量)
    → 今夜、外に出る価値があるかを判断
  • 重視②ライブカメラ
    → 実際の空模様を確認(晴れていたら“待つ価値あり”)

迷ったらオーロラ・ハンティングツアーも選択肢
自力で「雲の少ない場所」を探して動くのが大変な場合は、ハンティング型ツアーで効率よく追うのも手です。
GetYourGuideで「トロムソのオーロラ・ハンティングツアー」を探す


ロヴァニエミのオーロラ予報:AURORA(30分予報)→ 雲の順で

結論:ロヴァニエミは“当たり圏に入っているか”の確認が先。

ロヴァニエミは夜によってオーロラオーバル(=その瞬間にオーロラが見えやすいエリア)に入る / 入らないが分かれやすいので、まず発生エリアを確認するのが近道です。

  • 重視①AURORA (30分予測)
    → 直近30~90分で“活発になりそうなエリア”をチェック
  • 重視②Windy(雲量)
    → どこが晴れやすいか(雲の切れ目があるか)

迷ったら当たり圏を追えるツアーが◎
初めての人は郊外へ移動して観賞するツアーを使うのも選択肢です。
GetYourGuideで「ロヴァニエミの郊外オーロラツアー」を探す


イエローナイフのオーロラ予報:SpaceWeatherLive(今夜の期待値)で判断

結論:イエローナイフは“今夜オーロラが出そうか”を先に押さえると効率的。

イエローナイフはオーロラ観賞地のなかでも、比較的晴れやすい傾向がある場所。
その分、最初に 「太陽活動が活発か?」 を押さえると、今夜はねばるか / 休むかの判断がしやすくなります。

  • 重視①SpaceWeatherLive(今夜の期待値)
    → 今夜の“期待値”をざっくり確認(太陽活動があるかの目安)
  • 重視②AURORA(30分予測)
    → 直近で“当たりそうなエリア”を確認(待機の効率化)

※とはいえ最後は雲で決まるので、現地の天気予報やWindyなどで“オーロラが見える空かどうか”だけは必ず確認を。

迷ったら防寒対策込みのツアーが安心
防寒や移動が不安なら、送迎・待機場所(暖を取れる施設)があるツアーを選ぶとラクです。
GetYourGuideで「イエローナイフの待機場所付きオーロラツアー」を探す

オーロラの強さ(Kp指数)をチェック|SpaceWeatherLive

宇宙天気のデータをもとに、今夜の太陽活動(=オーロラの出やすさ)を確認できるのが「SpaceWeatherLive.com」です。

「そもそも今夜、オーロラを期待できるか」という全体の“期待値”をざっくり掴むのに向いています。

まずはこの2つをチェック

  1. Kp-index(現在値):今どれくらい太陽活動があるか
  2. Kp-index forecast(予報):今日〜数日先の目安

Kp指数(現在)|今夜の期待値を見る

SpaceWeatherLive.comのKp-index(現在値)

いま現在、地磁気活動(=オーロラの出やすさ)がどれくらい強いかの目安です。

  • 高緯度の地域(トロムソやスヴァールバルなど)
    → Kp値が低めでもチャンスはあります
  • 緯度が少し下がる地域
    → Kp値が上がるほどチャンスが増えます

現在のKp値をチェックする

Kp指数ってなに?

Kp指数とは、地磁気の活動レベル(=オーロラの強さの目安)を0〜9の数値で表したものです。
(厳密には、0, 0+, 1−, 1, 1+, 2−…のように細かい段階があります)

  • Kp 0~2:弱め(高緯度なら見える日もある)
  • Kp 3~4:中程度(条件がそろえば十分チャンスあり)
  • Kp 5以上:強い(広範囲で見られる可能性が高い)

ちなみに、Kp-indexは複数地点をまとめた世界共通の目安」。
それとは別に、観測地点ごとの数値を表す K-index という指標もあります。

Kp指数(3日間の予報)|当たり日を探す

SpaceWeatherLive.comのKp-index forecast(3日間のKp指数予報)

旅行日程を見ながら今夜〜数日先で期待できる日を探すなら「Kp-index forecast」をチェック。

【 見方のコツ 】

  • Maxが高い日:当たり日になりやすい(期待値アップ)
  • Minもそこそこある日:夜通し安定してチャンスが続く可能性

都市別必要なKp値の目安

SpaceWeatherLive.comでは、都市ごとの「必要Kpの目安」も確認できます。
たとえば人気な3都市の目安はこんな感じです(※天気・光害などで見え方は変わります)。

  • トロムソKp0
  • ロヴァニエミKp2弱
  • イエローナイフKp1

旅行先が決まっている人は、まずその街の基準をチェックしてみてください。
都市別にKp値の目安を見る

体感ですが、ここ最近は「Kp5以上」の日を目にする機会が増えた印象です(もちろん日々の波はあります)。

観賞予定日に高い予報が出ていると、やっぱりうれしくなりますよね。
でも、反対に当日のKp値が低いからといって落ち込まなくても大丈夫です。

というのも、オーロラを見られるかどうかは「自分が地球上のどこにいるか」で必要なKp値の目安が変わるからです。

私の経験では、スヴァールバル諸島やトロムソなど高緯度の地域では、Kp2でも肉眼でオーロラが見えるチャンスが十分あります

さらに詳しく見たい場合は「Aurora forecast」の項目もチェック。

SpaceWeatherLive.comのオーロラ短期予報3日間3時間ごと
SpaceWeatherLive.comのオーロラ長期予報(約4週間)

ここでは次の4種類の予報が表示されています。

  • 今日の確率予報
  • 3日間の短期予報
  • 3時間ごとの短期予報
  • 約4週間の長期予報

今日の確率(Probability forecast)|今夜チャンスがあるか

Aurora forecast」内の Probability forecast は、今日の地磁気活動(=オーロラが出やすい状況かどうか)の確率目安をざっくり見たいときに便利です。

※このProbability forecastは「今日ずっとそのレベル」という意味ではなく、“今日のどこかで少なくとも1回3時間区切りで)”そのレベルのK指数に達する確率を示しています。

SpaceWeatherLive.comの今日の確率予報(Probability forecast)

※ Active / Minor / Severe:地磁気活動(=オーロラの出やすさの目安)のカテゴリ(弱め → 強めのイメージ)

【 見るときのコツ 】

  • 旅行先の緯度帯の行だけ見ればOK
    → まずは自分の街が High / Middle どちらか確認して、その行を見る
  • %が高いほどチャンスが増える(ただし“見える確約”ではない)
    → オーロラは雲・暗さ・光害などで見え方が変わるので、確率が高くても雲で全滅する日もあります
  • Severeが高い強い地磁気活動の可能性がある日
    → 写真映えしやすい反面、状況によって“当たり圏”も動くので、次の章で紹介する短期予測(オーロラオーバル)もセットで確認するのがおすすめ

高緯度帯中緯度帯低緯度帯ってなに?(磁気緯度の考え方)

オーロラ予報の「High latitude / Middle latitude / Low latitude」は、ざっくり磁気緯度で区分されています。

  • High latitude(高緯度帯):磁気緯度おおむね 60度以上
  • Middle latitude(中緯度帯):磁気緯度 50〜60度
  • Low latitude(低緯度帯):磁気緯度 50度未満

ここでいう“緯度”は、地図で見る普通の緯度(地理緯度)ではなく、地球の磁極(磁北極/磁南極)を基準にした緯度(磁気緯度)が前提です。

磁極は地理的な極とズレているため、同じくらい北にいても地域によってオーロラの見えやすさが変わる、という考え方になります。

自分の旅行先がどの緯度帯かチェック

自分の行き先がどの緯度帯か分からない場合は、SpaceWeatherLiveにある地域別のマップで確認できます。

さらにページ下部には、主要都市ごとにHigh / Middle / Lowの区分と、目安のKp値(Required Kp)も一覧で載っています。
主要都市の緯度帯をチェックする

💡 注意点時刻はUTC表示

SpaceWeatherLiveの表示時刻は基本的にUTC協定世界時)です。
旅行先の現地時間に直して確認しましょう。

  • フィンランド:UTC+2時間(夏時間は+3時間)
  • ノルウェー / スウェーデン:UTC+1時間(夏時間は+2時間)
  • アイスランド:UTC+0時間(夏時間なし)
  • カナダイエローナイフ):UTC-7時間(夏時間は-6時間)

※夏時間(サマータイム)の切り替え時期は地域で違います。

  • ヨーロッパ:3月最終日曜〜10月最終日曜
  • 北米:3月の第2日曜日~11月第1日曜日

オーロラ発生エリアの短期予測を見る|AURORA(30分予報)

次の1時間で当たり圏に入りそうか」を最短でチェックしたいときに便利なのが、AURORA – 30 MINUTE FORECAST です。

NOAA(アメリカの宇宙天気予報センター)のデータをもとに、約30〜90分先のオーロラオーバル(オーロラが出やすい範囲)をリアルタイムで表示してくれます。

オーロラオーバルってなに?

オーロラオーバルとは、その時点でオーロラが出やすい当たり圏”のこと。
太陽活動の強さに合わせて、オーバルは広がったり・縮んだり・位置がズレたりします。

よく聞く「オーロラベルト(=よく見える地域の目安)」に対して、オーロラオーバルは “その瞬間に見えやすい範囲”です。

だから、観賞日の当日に「何時ごろ外に出るべき?」を決めるなら、オーロラベルトよりオーロラオーバルを見るのが◎です。

まずはここだけ見ればOK(見るポイント3つ)

AURORA – 30 MINUTE FORECAST は、地図の読み方さえ分かれば判断が一気に早くなります。見るべきポイントはこの3つ。

  1. オーロラの帯がどこにかかっているか(緑〜黄〜赤のリング)
  2. 夜側に入っているか(地図の“暗いエリア”=観測できる時間帯)
  3. 色が何色か(緑→黄→赤の順で活動が強い目安)

夜側 × オーロラの帯が重なっている場所がチャンスゾーンです。

さらに帯が黄色~赤色だと、肉眼でも見えやすかったり写真映えしやすい傾向があります。

※この地図で分かるのは「オーロラが出やすいエリア」まで。
自分の立ち位置から“どの方角に見えるか”までは読み取れません。
方向は現地の空やライブカメラなどで確認するのが早いです。

さらに補足すると、オーロラは必ずしも「帯の真下」でしか見えないわけではありません。
オーバル(オーロラの帯)から北または南に最大1,000km ほど離れていても、条件がよければ地平線近くで見える場合があります。

実際に、地図上で帯が自分の場所に“ど真ん中で重なっていない日”でも、帯がかすめていたり、すぐ近くにある日は見えることがよくあります。

なので、帯に完全に入っていないからといって即あきらめず、「夜側か」「雲はないか」までセットで確認してみてください。

地図は2枚北半球の旅なら左側だけ見ればOK

サイト上には地図が2枚あり、左が北半球北極) / 右が南半球南極)です。
北欧(トロムソ、ロヴァニエミ周辺など)やカナダ(イエローナイフなど)、スヴァールバル諸島といった北半球の旅なら、左側を見ればOK

AURORA - 30 MINUTE FORECASTのオーロラ30分予報

地図の背景には、明るい部分(昼)と影になっている部分(夜)が表示されています。
まず夜側に入っているかを確認しましょう。

地図上に見える緑色のドーナツ状の輪が、オーロラの位置や広がり(=オーロラオーバル)です。
オーロラの活動が強まると、この輪は緑 → 黄 → 赤のように色が変化していきます。

よくある勘違い結論

  • 夜側じゃないと見えない / 雲が厚いと見えない(=帯だけ見て判断しない)
  • 帯の真下じゃなくても見える(帯が近ければ地平線に出ることも)

💡 注意点このサイトも時刻はUTC表示

AURORA – 30 MINUTE FORECAST も時刻はUTC表示なので、旅行先の現地時間に直して確認しましょう。

リアルタイムの空を確認|オーロラ・ライブカメラ(Webカメラ)一覧

オーロラ観賞でいちばん大事なのは、「晴れ間があるかどうか」です。
太陽活動が良くても、雲に覆われていたらオーロラは見えません。

そこで役立つのが、空の様子をリアルタイムで確認できるライブカメラ(Webカメラ)です。

ライブカメラで分かること

  • 雲の様子(見える空かどうか)
  • 今まさにオーロラが出ているか
  • 強さの体感(うっすら / はっきり など)
  • どの方角に出ていそうか(カメラの向きで目安がつく)

※ライブカメラは“その地点・その瞬間”の空だけが映ります。
数時間後の天気までは分からないので、現地の天気予報やWindyなどの雲量マップとセットで使うのがおすすめです。

実際、私はライブカメラのおかげで、無駄な屋外待機が減りました

スヴァールバル諸島(ロングイェールビーン周辺)でオーロラを狙うなら、UNISが運営する観測所の全天ライブカメラ「Sony A7s All Sky Color Camera」がかなり便利。

Sony A7s All Sky Color Camera(UNIS)の天空ライブカメラに映るオーロラ

高感度カメラで1分ごとに自動更新されるので、雲・オーロラの出現・強さなど、現在の空のコンディションがひと目でわかります

🌟 他にもチェックできる|世界のオーロラWebカメラ

スヴァールバル以外にも、観賞地ごとにライブカメラが用意されていることがあります。

行き先のライブカメラを探すなら、世界のオーロラWebカメラがまとまっている aurorawebcams.com が便利です。
行き先のオーロラWebカメラを探す(無料)

「今夜は待つ価値があるか?」の判断や、待機時間の効率化に役立つので、旅行前に1つだけでも“行き先の近くのカメラ”を見つけておくと安心です。

※補足:カメラは人間の目よりも弱い光を捉えやすいため、ライブカメラにオーロラが写っていても、肉眼では淡く見えることもあります。

広域天気と雲量マップをチェック|Windy

Windyの雲量予報&レイヤー一覧

オーロラ観賞は「このあと晴れるかどうか」「近くの別のエリアはどうか」を先読みできるかで、成功率がかなり変わります。

そんなときに頼れるのが、天気と雲の動きを地図で見られる予報サイト「Windy」です。

Windyでは雲を上層・中層・下層に分けて表示でき、時間を進めて雲の流れも確認できます。

Windyの見方|まずはここだけ

まずはこの手順だけ押さえればOK。
「今いる場所」だけじゃなく、近くの晴れ間も探せるのが Windy の強みです。

  1. 検索バーで滞在先(都市名)を検索
  2. レイヤーを雲(Clouds) にする
  3. 下層雲(Low clouds) を見る(ここが多いとかなり厳しい)
  4. 画面下の時間バーを動かして、雲が薄い時間帯や場所を探す
  5. 最後に、見たい場所を地図上でタップして雲量%を確認する

雲量の判断基準|下層雲が最重要

雲は同じ“雲”でも、高さで影響がかなり変わります。
オーロラ観賞でいちばん影響が大きいのは、空を直接ふさぎやすい下層雲です。

  • 下層雲:難易度 ✕✕(ほぼブロック)
  • 中層雲:難易度 ✕(厚いと厳しい)
  • 上層雲:難易度 △(薄ければ見えることも)

雲量の目安オーロラ観賞向け(※体感の目安)

☁️ 下層雲最優先

  • 0〜30%:かなり良い(GO)
  • 30〜60%:タイミング勝負(切れ間待ち / 少し移動)
  • 60〜80%:厳しめ(移動前提。切れ間があれば見えることも)
  • 80%以上:基本は別エリア探し

☁️ 中層雲厚いと見えづらい

  • 0〜40%:OK
  • 40〜70%:切れ間待ち / 移動で見えることも
  • 70%以上:厳しめ

☁️ 上層雲|“より薄さがカギ
上層雲(高い雲)は、薄いタイプだと雲量が多くても意外と透けることがあります。

  • 0〜80%:だいたいOK(星が見えるなら〇)
  • 80%以上:薄ければ見えることも / 厚いと減光しやすい

💡 注意点

  • 雲量%はあくまで目安。いちばん大事なのは「下層雲が少ない場所・時間を探す」こと。
  • 予報はズレることがあるので、最後はライブカメラまたは現地の空)で“今の空”をチェックするのがおすすめです。
  • 「雲が薄い時間帯」を見つけたら、時間バーを進めながら周辺エリアも一緒に探すと当たり率が上がります。

✅ 雲量の見方Windy

Windy の雲量は、端末や表示設定で配色が変わることがあります。
色だけで判断せず、雲量%を基準にするのが確実です。

【 自分の端末で雲量を確認する方法 】

  1. 雲(Clouds)または上層 / 中層 / 下層 のレイヤーを選ぶ
  2. 地図上の見たい場所をタップ / クリック
  3. 表示される雲量(%)を確認(=その地点の雲の多さの目安)

“雲量~%”が小さいほど晴れ寄り、大きいほど曇り寄りです。

※検索で場所を指定していると、雲量~%が出ない場合があります。
そのときは検索をいったんクリアにして、地図上をタップ / クリックしてみてください。

ノルウェーで見るなら:「Yr.で最終確認

Windy」は世界中どこでも使えるツールですが、もしノルウェーでオーロラ観賞を予定しているなら──
現地の空模様をピンポイントで把握できる天気予報サイト「Yr.」も一緒に見るのがおすすめです。

Yrは、ノルウェー気象研究所(met.no)と放送局NRKの共同サービスで、現地でも広く使われています。

オーロラ観賞に欠かせない雲の量風の強さ体感温度まで、1時間ごとに確認できるのが大きな魅力。

Yr. 天気予報(トロムソ)

特に「Details」では、空を覆う雲の割合も見られるので、「晴れそうだけど、実際どうかな?」という最終判断にも便利です。

また、気温だけでなく風などを加味した体感温度”も表示されるので、外に出る際の服装選びにも役立ちます。

※「Other conditions」では、場所によっては簡易的なオーロラ情報やライブカメラが出ることもあります。

Yr. オーロラ予報

私自身もスヴァールバルで日々の天気確認にYrを使っていますが、極地や北極圏の天気は変わりやすいので、予報は当日〜翌日くらいの参考にするのが◎です。

現地の目撃情報で最終判断|Facebookグループ活用法

迷ったら、Facebookグループなどの目撃情報を見ると「今オーロラが出ているか」を最短で確認できます。

スヴァールバル諸島だと、現地でオーロラ観賞をしている人が集まる「Nordlys i Longyearbyen…. Aurora Boreal」でリアルタイムの観測情報がよくシェアされています。

投稿には写真と一緒に、たとえばこんな情報が出ます。

  • 今どの方向に見えているのか
  • 街中からでも見える強さか
  • だいたいの時間帯( just now / 10 mins ago など)

投稿が増えてきたら、「今出ている(または出始めた)かも」と気づく目安になります。

トロムソや他エリアでも探せます

ノルウェー(トロムソ)やアイスランドなど、都市ごとに同じようなグループがあるので、旅先に合わせて探してみてください。

💡 探し方のコツ:「地名 + Aurora」または「地名 + Northern Lights + group」で検索すると見つけやすいです。

もし滞在先でFacebookグループが見つからない場合は、目撃情報投稿や通知が見られるオーロラ予報アプリを併用するのもおすすめです。

🔗 関連記事:
目撃情報が見られるオーロラ予報アプリを探す

上級編|オーロラ予報は太陽風もチェックするべき?

オーロラ予報では「太陽風データも見たほうがいい」と聞くことがありますが、
結論から言うと普段は見なくてOKだと思っています。

オーロラ予報は、基本的に「オーロラオーバル短期予測) → ライブカメラ」 を見れば十分当たることが多いです。

実際に私は普段、次の“基本セット”だけで高い確率で見られています。

  • Kp指数(全体の強さの目安)
  • オーロラオーバル(今後30~90分の“当たり圏”)
  • 雲量
  • ライブカメラ(今オーロラが出ているか)

なので、太陽風の詳細データは「毎回見る必須項目」ではなく、迷ったときの参考材料くらいの位置づけです。

なぜ不要?|オーバル(30分予測)に太陽風の要素が反映されている

NOAAの Aurora 30-Minute Forecast は、太陽風の観測データをもとに「地球側のどこでオーロラが出やすいか / 強まりやすいか」を計算して、地図で見せてくれる短期予報です。

つまり、太陽風の情報をすでに分かりやすい地図に翻訳して見ている”ようなもの。

また、太陽風の数値(Bzなど)は分単位で上下しやすいので、毎回追うと逆に判断がブレることもあります。
(見るなら“瞬間値よりしばらく続いてるか”が大事です)

ちなみに「先読みできる時間」は、どちらも「地球手前で観測された太陽風が地球に届くまで」を前提にしているので、
太陽風データを直接見る場合も、Aurora 30-Minute Forecastを見る場合も、そこまで大きくは変わらないことが多いです。

それでも見るメリットは?|迷う夜に“この先の気配”がつかめる

オーロラオーバルの変化がはっきりしない時でも、Bzを見ると
「この先、強まりやすい / 落ち着きやすい」という気配を補助的につかめることがあります。

Bzは、これから地球に届く太陽風が

  • オーロラを強めやすい向き南向き=マイナス
  • 弱めやすい向き北向き=プラス

どちら寄りかを見る指標です。

だから、オーロラオーバルだけだと迷いやすい夜にBzを足すと、

  • このあと強まりそう?落ちつきそう? の気配がつかみやすい
  • 「今微妙だけど、もう少し待つ?」の判断がしやすい(待機の効率化)

というメリットがあります。
※あくまで“確定”ではなく、“気配”として使うのがコツです。

見るならここだけ|Bzの見方(マイナスが続くとチャンス)

普段は、オーロラオーバル+雲+ライブカメラで十分。
「オーバルは微妙、でもKpは悪くない…」みたいな迷うときにだけ、
太陽風はBzだけ追加すると判断がラクになります(余裕があれば太陽風速度も)。

✅ 迷うときに見るもの:Bz(南北向き)

  • Bzがマイナス寄りで20〜30分くらい続く
    → この先(目安:次の約30〜60分)動きが出る / 明るくなる確率が上がりやすい(活発化しやすい傾向)
  • Bzがプラス寄りで安定する
    → いったん落ち着きやすい(活発化しにくい傾向)

※Bzがプラスでもオーロラが「絶対に出ない」わけではありません。
高緯度の地域では、地平線上にうっすらした弱めのオーロラが見えることもあります。

最後に、迷ったらオーバルオーロラが出やすい範囲)+ライブカメラ実際に出てるか)を優先するのがいちばん確実です。

オーロラ予報はアプリも併用|通知でチャンスを拾う

この記事ではブラウザで見られるサイトを紹介しましたが、
現地でのリアルタイム確認にはアプリの併用が便利です。

スマホアプリなら、Kp値の上昇や「出現の可能性」を通知(アラート)で拾えたり、移動中でもサッと状況確認できたりします。

私自身は、極夜の時期はリビングに“オーロラ専用タブレット”を置いて、ライブカメラや予報サイトを出しっぱなしにしてスタンバイ。
外出中はアプリ通知を使って、チャンスを取りこぼしにくくしています。

ざっくり言うと、
サイトで全体を読む(雲・短期予測など)→ 現地ではアプリで追いかける(通知・状況確認)という使い分けがおすすめです。

🔗 関連記事:
オーロラ予報アプリおすすめ5選を見る

まとめ|現地で使えるオーロラ予報の5ステップ

今回は、私が実際に活用しているオーロラ関連サイトの中から、観賞前の判断に役立つ5つを紹介しました。

オーロラ観賞の成功率を上げるために、ぜひ次の5つをチェックしてみてください。

オーロラ観賞前に確認する5ステップ
  1. Kp指数 (太陽活動) をチェックする
  2. 30〜90分後のオーロラ発生エリアを確認する
  3. ライブカメラで現在の空を見る
  4. 天気予報で雲量や体感温度をチェックする
  5. SNSや現地コミュニティで目撃情報を確認する

この5つを押さえるだけで、ムダな待機が減って、オーロラを見逃がしにくくなります。
旅の前も旅の最中も、“空を見上げるワクワク感”をぜひ味わってみてくださいね。