トロムソ発のフィヨルドクルーズは、海上から山々や入り組んだ海岸線を眺めながら、北極圏の自然を楽しめるアクティビティです。
冬は、オーロラ旅行中の日中の観光としても楽しめます。
今回は、海釣りとランチが付いた半日クルーズに実際に参加。
野生動物との出会いは少なかったものの、船上からフィヨルドの景色をゆっくり眺め、充実した半日を過ごせました。
この記事では、当日の流れや船内の様子、参加して感じたよかった点・気になった点に加え、現在のプラン内容や予約方法も紹介します。
【体験レポ】トロムソ発フィヨルドクルーズ|当日の流れ
2024年2月、Polar Adventuresが催行する約5時間のフィヨルド&釣りクルーズにひとりで参加しました。
今回参加したツアーはこちら▼
Capellaによるフィヨルド&釣りクルーズ(オールインクルーシブ)
📅 ツアーの基本情報
- 開催期間:通年
- 所要時間:約4~5時間
- 開始時間:10:00 / 15:30
- 参加人数:最大28名
- ガイド:英語
- 含まれるもの:海釣り、ランチ、ホットドリンク、軽食、防寒スーツ
※開始時間やツアー内容、料金は開催日によって異なる場合があります。予約時に最新情報をご確認ください。
集合・受付|2隻に分かれて乗船

この日は、宿泊していたホテルから歩いて港へ向かいました。
集合場所は、トロムソ中心部の港にあるPolar Adventuresのオフィス前。
ホテル送迎はありませんが、中心部のホテルからなら徒歩で向かいやすい場所です。
私が参加したのは10:00発の便だったため、集合は15分前の9:45。
時間ちょうどに到着すると、すでに数名の参加者が集まっていました。
「今日は少人数かな?」と思っていると、その後も続々と人が集まり、最終的には50〜60人ほどに。
参加者は2隻に分かれて乗船しました。
受付を済ませると、ガイドからどちらの船に乗るか案内がありました。
船内には暖房の効いたキャビンとオープンデッキがあり、航行中は自由に行き来できます。

キャビン内はフェリーのような3列シート。
私が参加したときは座席指定がなく、乗船後に空いている席へ座る形式でした。
窓側に座りたい場合や同行者と並びたい場合は、集合時間より少し早めに到着しておくのがおすすめです。
出航|北極教会を眺めながら北へ
この日は、天気が良さそうな北側のルートへ向かいました。
出航して間もなく見えてきたのが、トロムソのランドマークとして知られる北極教会。
特徴的な白い三角形の建物は海上からもよく目立ち、船上からゆっくり眺められました。

北極教会を通り過ぎると、トロムソの街並みが少しずつ遠ざかり、周囲には雪山とフィヨルドの景色が広がっていきます。
出発したときはどんよりと曇っていましたが、船が進むにつれて少しずつ青空が見えるように。
やがて、遠くの山並みまでくっきり見えてきました。

往路は、ほとんどの参加者がオープンデッキに出て、写真を撮ったり景色を眺めたりして過ごしていました。
冷たい風で体が冷えたら、暖かいキャビンへ戻ってひと休み。
キャビンにはホットドリンクやクッキーが用意されていて、好きなタイミングで自由に取れました。
デッキから戻ったときに温かい飲み物があるのは、ありがたかったです。
海釣り体験|ランチはフィッシュスープ
しばらく進んだところで船が止まり、希望者はオープンデッキで海釣りに挑戦しました。
釣り竿は船に用意されていて、このとき使われていたのは6本。
私が参加した回では残念ながら魚は釣れませんでしたが、ガイドによると、運がよければ10kgほどのタラが釣れることもあるそうです。


釣りのあとは、キャビンでランチ。
サーモンと野菜が入った温かいフィッシュスープが提供されました。
見た目以上に具だくさんで、食べ応えも十分。
スープはおかわり自由で、船内でゆっくり食べるうちに、外で冷えた体も温まりました。

帰港|夕暮れのトロムソへ
この日の折り返し地点は、トロムソ港から直線距離で約26km北にあるMeholmen灯台付近でした。
※ルートは、当日の天候や海の状況によって変わります。
食後は、ここからトロムソ市街へ向けて帰航しました。
2月中旬はすでに極夜が明けていますが、午後3時ごろには夕暮れに。
帰りの船からは、空が少しずつ夕焼け色に変わっていく様子を眺められました。

港へ戻ると、朝に集合したPolar Adventuresのオフィス前で解散。
約5時間のクルーズが終わりました。
参加して感じたこと|よかった点・注意点
ここでは、実際に参加して感じたよかった点と、予約前に知っておきたい注意点をまとめます。
よかったこと
- 3か所のオープンデッキから景色を楽しめた
- 暖かいキャビンで休め、ランチや飲み物も付いていた
- 天候を見ながらルートを選んでもらえた
- ひとりでも過ごしやすかった
- 午前便なら、夜のオーロラツアーと同じ日に予定を組みやすい
船には3か所のオープンデッキがあり、好きな場所から景色を眺められました。
私が乗った船は30人前後で、キャビン内の座席はほぼ埋まっていましたが、往路はほとんどの人がデッキに出ていたため、混雑は気になりませんでした。
外で冷えたら暖かいキャビンへ戻り、ホットドリンクや軽食を取りながらひと休みできます。
約5時間のツアーでも、無理なく過ごせたのはよかった点です。
私はひとりで参加しましたが、ほかにもひとりで来ている人がいました。
ツアー中は各自で景色を眺めたり写真を撮ったりして過ごすため、周囲に気をつかう場面もほとんどありませんでした。
午前便は10:00に出発し、港へ戻ったのは15:00ごろ。
夜のオーロラツアーまでに、ホテルで休む時間も取りやすいと思います。
予約前に知っておきたいこと
- 詳しい観光案内や解説がなかった
- 釣り竿は6本のみだった
- 野生動物を見られるか、魚が釣れるかは当日次第
- 窓側の席はデッキへの移動がやや不便
ツアーの最初に安全説明はありましたが、その後は基本的に自由時間でした。
私が参加したときは、フィヨルドや野生動物についての詳しい解説はありませんでした。
海釣りに使われていた竿は6本。釣りを希望する人が多い場合は、一人あたりの体験時間が限られます。
釣りそのものを楽しみたい方には、同じPolar Adventuresが催行する約2時間の「極地フィッシング・アドベンチャー」もあります。
また、この日は野生動物との出会いが少なく、見られたのはカモメとオオワシでした。

アザラシやイルカに出会えることもありますが、必ず見られるわけではありません。
フィヨルドの景色を主に楽しむつもりで参加するのがよいと思います。
キャビン内は3列シートのため、窓側に座るとデッキへ出るたびに隣の人の前を通ることになります。
写真を撮るために何度も外へ出たい場合は、通路側の席が便利です。
冬のフィヨルドクルーズの服装|2月に実際に着たもの
2月中旬に参加したときの服装は、次のとおりです。
- インナー:ヒートテック極暖の上下
- 上半身:タートルネックセーター+防風・裏ボアジャケット
- 下半身:モンベルの厚手トレッキングパンツ
- 足元:ウール靴下+冬用ブーツ
- 小物:ニット帽+ニット手袋+ネックウォーマー
この日は風が弱く、防風ジャケットを着ていたこともあり、デッキでもそこまで寒さは感じませんでした。
船では防寒スーツも借りられます。ただ、私が参加した日は着ている人を見かけず、私も利用しませんでした。
キャビン内は暖かいため、冬は防風性のあるアウターを選び、船内で調整しやすい重ね着にしておくと過ごしやすいと思います。
予約方法|事前予約がおすすめ
トロムソ発のフィヨルドクルーズは、海釣り付きのものや景色を中心に楽しむものなど、ツアーによって内容が異なります。
希望する内容や出発時間を選ぶためにも、旅行前にオンラインで比較・予約しておくと安心です。
GetYourGuideでは、トロムソ発のさまざまなクルーズを日本語で検索・比較し、そのまま予約できます。
✅ GetYourGuideを利用するメリット
- 日本語でツアー内容や口コミを確認できる
- 料金・所要時間・含まれるものを比較しやすい
- 予約内容の確認やキャンセルをオンラインで行える
- 24時間前までキャンセル無料のプランが多い
- 割引価格で予約できる場合もある
この記事で紹介したのは、Polar Adventuresが催行する海釣り・ランチ付きのフィヨルドクルーズです。
予約画面には複数のプランが表示されるため、同じ内容を予約する場合は「Capellaによるフィヨルド&釣りクルーズ(オールインクルーシブ)」を選択してください。
ほかのツアーと比較してから決めたい方は、トロムソ発のクルーズ一覧から探せます。
まとめ|トロムソのフィヨルドを楽しむ半日クルーズ
今回紹介したのは、トロムソ周辺の海を約5時間かけて巡るフィヨルドクルーズです。
当日は魚が釣れず、野生動物との出会いも少なかったものの、船上から雪山やフィヨルドをゆっくり眺められ、昼間の観光として楽しめました。
- 船上からフィヨルドの景色をゆっくり眺めたい
- オーロラ旅行の昼間も観光を楽しみたい
- 暖かい船内で休みながら自然を楽しみたい
- ひとりでも参加しやすいツアーを探している
トロムソ発のクルーズには、内容や所要時間の異なるツアーがあります。
参加したい内容を比べながら、旅行の日程に合うものを選んでみてください。
📝 次に読むなら
冬のトロムソでクジラやシャチを見たい方は、ベストシーズンやツアーの選び方もチェックしてみてください。


