【スヴァールバル諸島】旅行の服装ガイド|季節・ツアー別に在住者が解説

スヴァールバル諸島
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スヴァールバル旅行の服装は、季節だけで決めるのが少し難しいです。

同じ時期でも、風が強い日、雨や雪が混ざる日、思ったより暖かい日があり、街歩きだけの日と、犬ぞり・スノーモービル・ボートツアーなどに参加する日でも必要な服装は変わります。

この記事では、現地在住の筆者が、スヴァールバル旅行の服装を時期別・ツアー別に紹介します。

天気や気温が読みづらいスヴァールバルでも、自分の旅程に合わせて服装を選べるよう、準備の目安として参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 時期別のスヴァールバル旅行の服装
  • 街歩きとツアーで必要な服装の違い
  • 天気・風・気温に合わせた調整方法
  • 日本から持っていくもの、現地で買えるもの、レンタルでよいもの

スヴァールバルの平均気温|服装選びの前に知っておきたい目安

Average monthly minimum and maximum temperature in Longyearbyen,

スヴァールバル旅行の服装を考えるうえで、まず知っておきたいのがロングイェールビーンの平均気温です。

10月〜5月ごろまでは氷点下の日が多く、特に2〜3月は一年でいちばん寒い時期です。
日によっては、−20℃近くまで気温が下がることもあります。

一方、7月が年間でもっとも暖かい月ですが、真夏でも平均気温は一桁台
日本の夏の感覚とはかなり違います。

📊 ロングイェールビーンの月別平均気温

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)-9-9-9-705983-2-5-8
最低気温(℃)-16-17-17-13-52540-7-11-14
出典: NOAA

ただし、これはあくまで平均気温です。
実際の気温は年や日によって大きく変わり、平均気温から10℃ほど外れることもあります

現地で暮らしていても、「この時期にこんなに暖かいの?」と驚く日がある一方で、「例年よりずっと寒く感じる」と思う日も少なくありません。

そのため、服装は「何月だからこれ」と決めきるより、時期ごとの基本服装に、天気・風・参加するツアーに合わせて足し引きできるように準備しておくのがおすすめです。

このあと、旅行時期ごとの街歩きの服装と、ツアー別に追加したい持ち物を紹介していきます。

時期別|スヴァールバル旅行では何を着る?

スヴァールバルでは、街歩きでもアウトドアウェアが自然になじむ場所です。

ロングイェールビーンの町中でも、おしゃれより「防寒」「防風」「歩きやすさ」を重視した服装が基本になります。

旅行準備としては、服装を大きく3つの時期で考えるとわかりやすいです。

旅行時期街歩きの服装目安
6月〜9月上旬夏でも防風・薄手の防寒が基本
5月・9月〜10月寒暖差や雨雪に備えて、防水・防風+重ね着
11月〜4月街歩きでも真冬の防寒対策が必要

ここでは、ロングイェールビーン中心部での2〜3時間ほどの街歩きや、カフェ、スーパー、博物館など、通常観光を想定した服装を紹介します。

6月〜9月上旬|夏でも防風が基本

スヴァールバルの6月〜9月上旬は、現地では夏にあたります。

ただし、日本の夏のような半袖・サンダルの服装ではなく、感覚としては日本の秋〜冬に近い服装をイメージしておくと安心です。

服装のポイント

🔹夏でも防風ジャケットや薄手の防寒着が必要
🔹街歩きは重ね着で調整しやすくする
🔹風が強い日・長時間屋外で過ごす日は一段階暖かくする
🔹室内外の温度差に合わせて脱ぎ着しやすくする

街歩きの服装例

  • アウター:薄手のダウンジャケット / 防風性のある上着
  • 中間着:セーター / フリース
  • インナー:室内で一枚でも過ごしやすい薄手トップス
  • ボトムス:厚手のトレッキングパンツ / 裏起毛パンツ + インナータイツ
  • 足元:スニーカー / トレッキングシューズ + 普通の靴下
  • 小物:薄手の手袋、ニット帽 / イヤーウォーマー、サングラス

筆者の6~9月の実例コーデ

夏のスヴァールバルで重ね着している街歩き用の服装
スヴァールバルの夏に着ている防風ジャケットとトレッキングパンツの服装

私が夏のスヴァールバルでよく着ているのは、防風ジャケットや、防風で内側がフリース素材になっている暖かめのパーカーです。

この時期は、寒さそのものよりも「風で体温を持っていかれる」と感じる日が多いので、薄手でも風を通しにくい上着を選ぶようにしています。

中にはセーターやフリースを重ねていますが、インナーは半袖Tシャツなどの薄手トップスを着ることが多いです。
町の建物の中は暖かいので、室内で暑くなったときに調整しやすいようにしています。

ボトムスはモンベルの厚手トレッキングパンツ(山歩き用の動きやすいパンツ)を使うことが多く、下にはユニクロの極暖ヒートテックレギンスなどを重ねています。

🧤 寒い日・風が強い日に足すもの

夏は晴れていると、アウターなしでも過ごせるほど暖かく感じる日があります。
一方で、曇りの日や風が強い日は、体感温度が一気に下がりやすいです。

特に海沿いや見晴らしのよい場所では、町中を歩いているときよりも風を強く感じることも。

私は普段から、天気予報でその日の気温だけでなく、体感温度や風速もさっと見てから、服装や防寒小物を決めています。

  • 長袖インナー
  • ウール素材のインナータイツ(薄手)
  • ネックウォーマー
  • ウール素材の靴下(薄手)
  • 手袋・帽子を少し暖かめのものにする

また、ボートツアーや長時間屋外にいる日は、夏でも一段階暖かい服装がおすすめです。
夏のボートツアーの服装については、後半のツアー別でも詳しく紹介します。


5月・9月〜10月|寒暖差と天気変化に備える

5月や9月〜10月は、スヴァールバル旅行の服装で特に迷いやすい時期です。

5月は冬から夏へ、9〜10月は夏から冬へ向かう移行期間。
日中は比較的歩きやすい日もありますが、風が強い日やみぞれ混じりの日は一気に寒く感じます。

服装準備という意味では、どちらも寒暖差・雨雪・ぬかるみ・凍結に備える時期と考えるとわかりやすいです。

服装のポイント

🔹防水・防風ジャケットがあると安心
🔹夏より一段階暖かめのアウターを選ぶ
🔹寒暖差に対応できるよう、重ね着で調整する
🔹雨・雪・ぬかるみ・凍結に備えて足元にも注意する

街歩きの服装例

  • アウター:防水・防風ジャケット(フード付きの上着が◎)
  • 中間着:セーター / フリース
  • インナー:半袖または長袖の薄手トップス
  • ボトムス:厚手のトレッキングパンツ / 裏起毛パンツ + インナータイツ
  • 足元:防水性のあるトレッキングシューズ / 滑りにくい冬靴 +普通の靴下
    (寒い日はウールソックス)
  • 小物:手袋、ニット帽、ネックウォーマー、サングラス

5月や9月は日差しが強く感じられる日もあるので、サングラスがあると便利です。
また、風で砂ぼこりが舞いやすい日もあり、私は曇りの日でも、目にゴミが入らないようにサングラスをかけることがあります。

筆者の5月・9〜10月の実例コーデ

5月や9月から10月のスヴァールバル旅行で着ている防風ジャケットと重ね着コーデ

私がこの時期によく使うのは、裏地がボアになっている暖かめの防水・防風ジャケットです。
中にはセーターやフリースを重ね、寒い日には半袖Tシャツの代わりに長袖インナーを着て調整します。

ボトムスは、夏と同じく厚手のトレッキングパンツに、ユニクロの極暖インナータイツウール素材のインナータイツを重ねることが多いです。

ただし、風が強く気温が低い日は、スキーパンツのような防水・防風・保温材入りのパンツを履くこともあります。

雨・みぞれ・ぬかるみで足元が汚れやすい時期でもあるため、靴は汚れてもいいものや、防水性のあるもの(長靴や防水スノーブーツ)を選ぶようにしています。

🧤 寒い日・雨雪の日に足すもの

気温だけ見るとそこまで寒くなさそうでも、雨やみぞれ、風が重なると体が冷えやすくなります。
スヴァールバルでは風が強く、傘が使いにくい日も多いので、フード付きの防水・防風アウターがあると安心です。

  • ウールインナー上下
  • ネックウォーマー
  • 防水・防風の手袋
  • 防水性のある靴
  • 薄手〜中厚手のウールソックス
  • 必要に応じてスパイク

🧊 0℃前後の日は路面の凍結に注意

冬や凍結した道を歩くときに使うスパイク付きの靴

特に5月や9〜10月は、雪解け水や雨が凍って、路面がツルツルになることがあります。
現地在住者でも「滑って転んでケガをした」という話は少なくありません。

朝晩や日陰では滑りやすいことがあるので、滑りにくい靴があると安心です。

私はスパイクをいくつか使っていますが、街歩きではスパイクを出せるタイプの冬靴、いわゆるワンタッチスパイク付きの靴が便利だと感じています。

旅行者の場合は、手持ちの靴に取り付けられるスパイクを用意しておくのも選択肢です。


11月〜4月|街歩きでもしっかり防寒したい時期

11月〜4月のロングイェールビーンは、街歩きや買い物などの短い外出でも、しっかり防寒しておきたい季節です。

風が強い日には体感温度が−20℃前後まで下がることもあり、ホテルからスーパーやカフェへ行くような短い移動でも、手足や顔まわりから冷えやすくなります。

特に10月下旬〜2月中旬ごろは暗い時間が長いため、寒さだけでなく、反射グッズなどの安全対策も意識しておくと安心です。

服装のポイント

🔹街歩きでも防風・防寒対策をしっかりと
🔹手袋・帽子・ネックウォーマーで末端の冷えを防ぐ
🔹足元は保温性と滑りにくさを重視する
🔹暗い時期は反射グッズがあると安心

街歩きの服装例

  • アウター:厚手ダウン / 防寒ジャケット(ヒップが隠れる程度の丈が◎)
  • 中間着:セーター / フリース
  • インナー:長袖トップス / ヒートテック
    (寒い日はメリノウールなどの中厚手〜厚手インナー)
  • ボトムス:保温材入りのアウターパンツ / スキーパンツ
  • インナータイツ:中厚手〜厚手のウール、または高機能素材の保温インナー
  • 足元:スノーブーツ + 厚手ウールソックス
  • 小物:ニット帽、ネックウォーマー、ミトン、インナーグローブ、反射グッズ

筆者の11~4月の実例コーデ

真冬のスヴァールバルで着ているダウンジャケットと防寒パンツの服装

私が冬の街歩きでよく着ているのは、厚手のダウンジャケットです。
アウターはお尻まで隠れる丈だと、気温が低い日や風が強い日でも、腰まわりが冷えにくく感じます。

その下には、首まわりまでしっかり暖かいハイネックのセーターやフリースを重ねています。

アウターと中間着をしっかり暖かくしているので、インナーは、普通の長袖トップスやユニクロのヒートテックなどを着ることが多いです。
一方で、冷え込みが強い日や風が強い日、長めに外を歩く日は、メリノウールの中厚手〜厚手インナーに替えることもあります。

ボトムスは、ウールや高機能素材のインナータイツに、保温材入りのアウターパンツを重ねるのが私の定番です。
ロングイェールビーン中心部で、買い物やカフェへの移動、1〜2時間ほどの街歩きをする程度であれば、私はこの組み合わせで十分過ごせています。

ただ、旅行者の場合、保温材入りパンツやスキーパンツは荷物の中でかさばりやすいかもしれません。
その場合は、暖かいインナータイツに、厚手のトレッキングパンツと防風性のあるアウターパンツを重ねる方法もあります。

手袋は、厚手の防風手袋に薄手のインナーグローブを重ねています。
5本指タイプよりもミトンのほうが保温性が高いので、気温が低い時期にはミトンがおすすめです。

足元は、保温性と滑りにくさを重視したスノーブーツ
ロングイェールビーンの町中では、雪が膝上まで積もるような場面はあまり多くありません。
私の場合、完全防水かどうかよりも、足先が冷えにくいこと、凍った道で滑りにくいことを重視しています。

🧤 寒い日・風が強い日に足すもの

−15℃前後まで冷え込む日や風が強い日は、上の服装にさらに次のようなものを足して調整します。

  • メリノウールなどの長袖インナー(中厚手~厚手)
  • 厚手の中間着(セーターやフリース)
  • 顔まで覆えるネックウォーマー
  • ウールソックス(薄手+厚手の2枚重ね)
  • 耳当て付きニット帽 / パイロットキャップ
  • 必要に応じて薄手のフリースやスウェットパンツなど

ただし、オーロラ観賞や写真撮影のように、寒い中で長時間立ち止まる場合は、街歩きとは必要な防寒レベルが変わります。

−10℃以下で長時間外にいる予定がある方は、オーロラ観賞向けの服装ガイドもあわせて確認してみてください。
▶︎ 北極圏のオーロラ観賞に必要な防寒対策を見る

🦺 暗い時期は反射グッズも忘れずに

極夜のスヴァールバルで使う反射ベストと反射ベルト

10月下旬〜2月中旬ごろは、太陽が昇らない極夜の時期にあたります。
街中でも暗い時間が長いため、反射ベストや反射バンド、リフレクターなどがあると安心です。

現地では、子どもから大人まで反射グッズを使うのが一般的。
旅行者でも、リュックや腕、足元に反射バンドをつけるだけで、車から見えやすくなります。

シーン別|ツアー参加時に追加したい服装・持ち物

夏のクルーズ・ボートツアー|海上は風で冷えやすい

夏のスヴァールバルのボートツアーで着ている防風・防寒コーデ

夏のスヴァールバルでも、ボートツアーに参加する日は、街歩きよりも防風・防寒を意識した服装がおすすめです。

特に海上では風を直接受けるため、気温だけ見るとそこまで寒くなさそうな日でも、体感温度が一気に下がることがあります。

服装のポイント

🔹防風アウター+重ね着で調整する
🔹ニット帽・手袋・ネックウォーマーを持っておく
🔹RIBボートはツアー会社の防寒着レンタルを確認する

ボートツアーの服装例

  • アウター:防風ジャケット(フード付きが◎)
  • 中間着:セーター / フリース
  • インナー:半袖Tシャツ / 寒い日は長袖インナー
  • ボトムス:厚手のトレッキングパンツ
  • インナータイツ:保温性のあるインナータイツ
  • 小物:ニット帽、ネックウォーマー、手袋、インナーグローブ

フード付きのアウターは、風が強い日に耳や首まわりを守りやすいので便利です。
寒い日や風が強い日は、半袖Tシャツではなく、長袖インナーや薄手のメリノウールに替えて調整します。

RIBボートツアーに参加する場合

RIBボートは、海上を高速で進む小型のゴムボートです。
冷たい海風を直接受けるため、ツアー会社から専用の防寒ウェア(ジャンプスーツ)が貸し出されることが多いです。

ただし、防寒ウェアを着る場合でも、その下に着る服はしっかり準備しておく必要があります。

防寒ウェアの下に着る服・持ち物の例

  • 厚手のセーター / フリース
  • 長袖インナー、できればウール素材
  • 厚手のボトムス + 保温タイツ
  • 厚手の靴下
  • ニット帽、ネックウォーマー、防寒グローブ、インナーグローブ
  • 防水の登山靴 / ブーツ(貸し出しがない場合)

海風が強く吹きつけるボートでは、首元や指先から冷えやすくなります。
防寒ブーツや防寒グローブがツアーの貸し出しに含まれるかどうかは、予約前に確認しておくと安心です。


トレッキング|夏でも天気と風で服装を調整する

夏のスヴァールバルで暖かい日にトレッキングをするときの服装
暖かい日の服装
夏のスヴァールバルで肌寒い日にトレッキングをするときの重ね着コーデ
肌寒い日の服装

夏のスヴァールバルでトレッキングツアーに参加する日は、街歩きよりも足元と天気変化に備えた服装がおすすめです。

特にスヴァールバルでは、同じ夏でも「曇りで風が強い日」と「太陽が出て気温が10℃前後ある日」では、必要な服装がかなり変わります。

ここでは、ロングイェールビーン周辺を歩く、数時間〜半日ほどのトレッキングツアーをイメージして紹介します。

服装のポイント

🔹スニーカーよりも登山靴が安心
🔹 防風・防水ジャケットを持っておく
🔹 歩いて暑くなったら脱げる重ね着にする
🔹 休憩中や風の強い場所で冷えないよう小物を持つ
🔹 ツアー会社の持ち物案内も必ず確認する

✅ トレッキング時に持っておきたい服装・持ち物

  • アウター:防風・防水ジャケット
  • 中間着:フリース / ウールセーター
  • インナー:長袖インナー、または半袖Tシャツ
  • ボトムス:トレッキングパンツ
  • インナータイツ:汗冷えしにくい高機能素材 / メリノウール
  • 足元:履き慣れた登山靴
  • 小物:薄手の手袋、ニット帽 / ヘッドバンド、ネックウォーマー、サングラス
  • 持ち物:リュックまたはウエストバッグ、飲み物、追加の防寒着など

夏のトレッキングは、気温だけで服装を決めるよりも、「風があるか」「太陽が出ているか」「どのくらい歩くか」で考えるほうが失敗しにくいです。

暖かい日は、歩いている最中は半袖や薄手トップス1枚でも快適に感じることがあります。
反対に、曇りで風が強い日は、最初から薄手のウールインナーやネックウォーマーを足して、止まったときに冷えないようにしています。

インナータイツは、天気や行程に合わせて素材を変えています。
歩く時間が長い日は、汗冷えしにくいモンベルのジオラインやミズノのブレスサーモ。
寒さが強い日はメリノウール、軽めの散策ならユニクロのヒートテックなどを選ぶことが多いです。

ロングイェールビーン中心部の街歩きなら、天気のよい日はスニーカーでも過ごせます。
ただし、トレッキングでは登山靴を選ぶと安心です。

スヴァールバルのトレッキングでは、日本の観光地のように整備された登山道を歩くというより、自然に近い地形をそのまま歩く場面が多いです。

地面がぬかるんでいたり、浮石が多かったりするので、スニーカーよりも足元が安定する靴を選ぶようにしています。

私は普段、モンベルの「アルパインクルーザー 1000」を使っています。
足首まわりを支えてくれるので、石が多い道やぬかるんだ場所でも歩きやすいです。

ただ、登山靴は旅行のためだけに新しく買うと高く、普段あまり使わない方には少しハードルが高いかもしれません。

短期旅行なら、登山靴をレンタルするのも選択肢のひとつです。
アルパインクルーザー 1000のレンタル料金を見てみる


冬のスノーモービル・犬ぞり|専用装備と中に着る服を確認

スヴァールバルのスノーモービルツアーで着用する防寒装備

冬の犬ぞりやスノーモービルは、街歩きよりも防寒レベルを上げたいアクティビティです。

多くのツアーでは、防寒着(ジャンプスーツ)、ブーツ、ミトン、ゴーグル、バラクラバなどが貸し出されます。

服装のポイント

🔹多くのツアーでは防寒装備が貸し出される
🔹中に着込みすぎると動きづらいことがある
🔹 ウール素材のインナーで保温力を確保する
🔹 顔・首・手足の防寒をしっかりする

防寒スーツの中に着る服の例

  • インナー:中厚手〜厚手の長袖インナー(ウール素材が◎)
  • 中間着:厚手のセーター / フリース
  • ボトムス:厚手のトレッキングパンツなど
  • インナータイツ:極暖ヒートテック / ウール素材の保温タイツ
  • 寒い日:必要に応じて薄手のフリースパンツやスウェットパンツなど

防寒スーツは厚手で、寒さからしっかり体を守ってくれます。
ただし、そのぶん重さもあるため、中に何枚も着込みすぎると、かえって動きづらく感じることも。

私は普段、防寒スーツの中は「ウールインナー+動きやすい中間着」を基本にしています。

一方で、気温がマイナス20℃前後の日や、マイナス15℃ほどでも屋外でまる一日過ごす日は、さらに薄手のスウェットパンツやフリースのタートルネックなどを足すこともあります。

小物類(防風・防寒・安全対策)
  • ゴーグル【★】
  • バラクラバ(目出し帽)【★】
  • 防寒ミトン【★】
  • インナーグローブ
  • ニット帽 / 耳あて付き帽子
  • ネックウォーマー / マフラー
  • ウール靴下(2枚重ね)
  • 防寒ブーツ【★】
【★】印は、ツアー会社が貸し出す基本装備に含まれることが多いです。

スノーモービルや犬ぞりは、長時間、氷点下で風を浴び続けるアクティビティです。
特にスノーモービルで2人乗りをする場合、後ろに乗る人は風を遮るものが少ないぶん、手先や足先から寒さを感じやすくなります。

防寒スーツで体の中心は守られますが、快適さに差が出るのは、顔まわり・首元・手先・足先です。
ネックウォーマー、インナーグローブ、ウール靴下などの小物は、自分でしっかり用意しておくと安心です。

また、走行中はヘルメットとバラクラバを着用しますが、休憩中や写真を撮るタイミングではヘルメットを外すことがあります。
そのときに寒さを感じやすいのが、頭や耳まわりです。
ニット帽や、耳まで覆えるパイロットキャップがあると、休憩中も冷えにくくなります。


オーロラ観賞・夜の撮影|待ち時間の冷えに注意

冬にスヴァールバルでオーロラ観賞や夜の写真撮影をする場合は、街歩きよりもしっかりした防寒が必要です。

歩いているときはそこまで寒く感じなくても、オーロラを待つ時間や写真を撮る時間は、ほとんど動かずに外に立ち止まることになります。
そのため、同じ気温でも、街歩きより手先・足先から冷えやすいです。

服装のポイント

🔹 動かず待つ時間に備えて、防寒対策をする
🔹 足先・手先・顔まわりの防寒をしっかりと
🔹 写真を撮る人はインナーグローブがあると便利
🔹 長時間外にいる日は、保温性の高い冬用ブーツを選ぶ

追加したい服装・小物

  • メリノウールなどの長袖インナー
  • ウールのインナータイツ
  • 厚手の中間着
  • 顔まで覆えるネックウォーマー
  • 厚手ミトン
  • インナーグローブ
  • 厚手ウールソックス
  • 保温性の高いスノーブーツ

特に写真を撮る場合は、カメラやスマホを操作するために手袋を外す時間が増えます。
厚手のミトンだけでなく、薄手のインナーグローブを重ねておくと、手先の冷えを防ぎやすくなります。

オーロラ観賞は、気温だけでなく「風があるか」「どれくらい外で待つか」で必要な防寒が変わります。
詳しい気温別の服装や、オーロラ観賞で失敗しやすい防寒ポイントは、別記事で詳しく紹介しています。
▶︎ 北極圏オーロラ観賞の服装ガイドを見る

よくある質問|スヴァールバル旅行の服装Q&A

Q. ダウンジャケットや冬用ブーツは現地でレンタルできますか?

A. 街歩き用として、ダウンジャケットや冬用ブーツだけを借りられる一般的なレンタルサービスはありません

一方で、スノーモービルや犬ぞりなどの現地ツアーでは、防寒着・ブーツ・ミトン・ゴーグルなどが貸し出されることが多いです。

ただし、貸し出し内容はツアー会社やアクティビティによって異なります。
予約前に、何が含まれているか確認しておくと安心です。

寒冷地用のダウンジャケットや登山靴を旅行のためだけに買いたくない場合は、日本でレンタルして持っていく方法もあります。
寒冷地用アウターのレンタル料金を見てみる
登山靴のレンタル料金を見てみる


Q. 防寒着や防寒グッズは現地で購入できますか?

A. ロングイェールビーンの街中にはアウトドア用品店が複数あり、防寒着や防寒グッズを現地で購入することもできます

ただし、取り扱いはアウトドアブランド中心で、価格も日本より高く感じることがあります。
サイズや在庫が限られることもあるため、アウター、ボトムス、インナー、靴など、サイズ感が大事なものは渡航前に準備しておくと安心です。

スヴァールバル旅行では、「現地で何とかする」よりも、まずは日本で最低限の防寒ベースを整えておくのがおすすめです。


Q. ウール素材のインナーは本当に必要ですか?

A. 街歩きだけなら、必ずしもウールでなくても過ごせる日があります

ただし、夏のボートツアーやトレッキング、冬のスノーモービル、犬ぞりなど、長時間屋外にいるアクティビティに参加する場合は、ウール素材のインナーがあると安心です。

スヴァールバルでは、気温だけでなく風や天気によって体感温度が大きく変わるため、ツアー会社の持ち物案内でもウール素材がすすめられていることが多いです。

私は、軽い街歩きや散策ならユニクロのヒートテックなどで調整することもありますが、屋外アクティビティでは、メリノウールや汗冷えしにくい高機能インナーを選ぶようにしています。

迷ったら、少なくとも長袖インナーとインナータイツを1組ずつ、ウールまたは汗冷えしにくい素材で用意しておくと安心です。


Q. 室内は暖かいと聞きましたが、本当ですか?

A. 本当ですスヴァールバルでは、屋外が氷点下でも、ホテル・レストラン・博物館・スーパーなどの室内はしっかり暖房が効いています

室内はセントラルヒーティングで基本的に20℃前後あり、暖かく快適です。

旅行中は、厚手の服を1枚で着るよりも、アウター・中間着・インナーを重ねて、室内で脱ぎ着しやすい服装にしておくのがおすすめです。


Q. 白夜や極夜の時期に追加したい服装・小物はありますか?

A. 白夜の時期はサングラス、極夜の時期は反射グッズがあると便利です

スヴァールバルでは、夏は夜でも明るい白夜、冬は太陽が昇らない極夜の時期があります。

白夜の時期は、日差しがまぶしく感じる日もあるため、サングラスがあると便利です。
眠りやすさが気になる方は、アイマスクを持っていくのもおすすめです。

一方、極夜の時期は街中でも暗い時間が長くなります。
反射バンドやリフレクターなどをリュックや腕につけておくと、車から見えやすくなります。

ロングイェールビーンの町中を歩くだけなら、ヘッドライトは基本的になくても困りません。
ただし、町外れでオーロラの写真を撮る場合や、暗い場所で足元を確認したい場合は、あると便利です。

まとめ|しっかり備えて極地の旅を思いきり楽しもう

スヴァールバル諸島で快適に過ごすためには、気温だけでなく、風や天気、参加するツアーに合わせて服装を調整することが大切です。

寒さ対策が不十分だと、せっかくの観光やアクティビティを楽しむ余裕がなくなってしまいます。
一方で、重ね着をしておけば、室内や暖かい日は脱いで調整できます。

「少し多いかな?」と思うくらいの防寒アイテムを用意しておくと、スヴァールバルでは安心です。

また、現地で防寒具をレンタルできるのは、基本的にツアー参加時のみです。
街歩きや観光で使う防寒具は、日本からしっかり準備していきましょう。

しっかり備えていけば、極地の自然も、冬ならではのアクティビティも、きっと思いきり楽しめるはずです。


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